1300年にわたり多くの人を迎えてきた歴史を持つ山中温泉。
周辺には数々の名所旧跡が点在し、新しいスポットも誕生しています。
鶴仙渓
北陸随一の渓谷美を誇る名所です。こおろぎ橋より黒谷橋に至る1.3キロの渓谷には遊歩道が整備され、四季折々の景観と立ち並ぶ奇岩怪石、橋めぐりを楽しむことができます。また、あやとりはしの袂では4月から10月まで「鶴仙渓川床」が営業しており、山中温泉出身の料理人・道場六三郎氏のレシピによるスイーツを味わうこともできます。
こおろぎ橋
鶴仙渓に架かる総ひのきの造りの橋で、山中温泉を代表する名勝地です。四季折々の風情、日本の情緒が感じられ、一年を通じて多くの観光客が訪れます。「こおろぎ」の名の由来は、かつて行路が極めて危なかったので「行路危(こうろぎ)」と称されたとも、秋の夜に鳴くこおろぎの声に由来するとも言われています。
あやとりはし
鶴仙渓上流のこおろぎ橋と下流の黒谷橋のほぼ中間に位置する長さ94.7メートルの徒歩専用橋で、草月流家元・勅使河原宏氏が「鶴仙渓を活ける」というコンセプトのもとデザインしました。紅紫色のS字橋の斬新さと周囲の景観が調和した美しさは絶景です。
総湯 菊の湯
天平風の優雅な造りの総湯で、温泉の発見以来湯ざや(共同湯)が造られた場所に建っています。おとこ湯は重厚な天平風の建物で、腰まである深い浴槽が特徴。おんな湯は華麗で優雅な曲線美をなす造りとなっており、浴槽には浅い所と深い所があります。男女別棟の総湯は全国的にも珍しく、おんな湯には山中節の館「山中座」が隣接しています。
【泉質】カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉
【効能】神経痛、関節痛、慢性消化器病、痔疾、動脈硬化症、慢性皮膚病等
【入浴料】大人440円、中人130円、小人50円
【営業時間・定休日】6:45〜22:30・無休(メンテナンス休業あり)
山中漆器
山中温泉は、日本を代表する伝統文化が今なお息づくまちです。 安土桃山時代から現代に伝わり、山中を日本有数の漆器産地とした「山中漆器」は山中を代表する伝統の漆器です。
※(一社)山中温泉観光協会・山中温泉旅館協同組合
https://www.yamanaka-spa.or.jp/より転載